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昨日は造形大大学院の学長で,80年代に『構造と力』で一世風靡した浅田彰と,早稲田の小沼先生,それに僕の敬愛する人物の一人である坂本龍一の対談を聞いて来ました。坂本龍一が好きだって敢えて公言したことはあまりないですが,最近は解禁しています。それだけ浮遊しているということでしょうか。対談というフォーマットは面白くて好きです。前半は音楽という媒体の特異性に関する議論で,後半はベートーヴェンの再評価でした。随所で教授(この場合は坂本龍一。3人のうちで1人だけ大学の教員ではないけど)がピアノで曲調をデモしたり,iTunesでサンプルを呈示していたので,僕みたいに「30番」とか言われてもピンと来ない聴衆も平易にフォローできる内容でした。40年振りに弾いたという演奏も含めてだけど,やはり教授と浅田彰の即興性は,学会のシンポにおける議論なんかと比べると体4つ分くらい抜けていた。内容はどうあれ,僕の志向すべき(見かけ上は)ジェントルな「教養」はこうあるべきだなと感じました。この時期に聞けて良かった,夏は良い仕事をしたいと思いました。まずはrevision原稿と8末締切の学会抄録。 この対談はNHKのscholaという番組の公開収録だったので,秋に特別番組として放映されるそうです。僕が白いシャツを来て前から6列目にデカい態度で座っていたのはどうでもいいとして,check it out!
by kntr_inmt
| 2010-07-25 00:07
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