以前の記事
2012年 05月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 04月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 リンク
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
以下,今朝の天○人語の全文である。 絵本作家の永田萠(もえ)さんに「ウソ泣き」という詩がある。〈ウソ泣きしてたら/きみがトコトコやってきて/「ぼくがいるからだいじょうぶ」って言うものだから/かあさん/ウソ泣きが本泣きになっちゃった〉▼不覚の涙に、おかしくて切ない血のつながりを思う。わが子を虐待する親が絶えぬ中、東京の声欄で「母子の愛」がひとしきり話題になった。きっかけは「子どもはみな母親が大好き」という投書だ。病に倒れた女性が、反目していた母に看取(みと)られたいと願う話だった▼ある母親は小1の次男のことを寄せた。投稿者は「何か得意なものはないの?」と息子を問い詰めたそうだ。「お兄ちゃんみたいに色々できないよ」と泣き出した子、やっと書いたのが〈ままがすきなこと〉。ママは反省しきりである▼円満な親子ばかりではない。子への愛を自負する親ほど、縁が切れたかのような反抗期にうろたえる。そんな時、どの子も親が好きなはずと念じれば救われよう。やはり永田さんの「たまごの時代」を引きたい▼その詩は〈おとなになるちょっと前に/おとこの子も/おんなの子も/固いカラのたまごの中に閉じこもる〉と始まる。どんな姿で出て来るのやら、周りは気長に待つほかない。〈ここらで親もひとやすみ〉の結びが、子育て世代に優しい▼母のうそ泣きに駆け寄るのも、殻に閉じこもるのも同じ子である。人生の折々に見せる違った顔は成長の証しにほかならない。この祝日、親がご健在の方は、手紙なり花束なりでありがとうの顔を見せることができる。 "ぼく"はハルヲのことかな?などとニヤニヤしつつ,これ読みながら今朝ばあちゃんに久々にメールした。今度はちゃんと返事が返ってきた。「有難う」とかを真面目に使ったり,およそメールには相応しくない重い文語なんだけど,言葉のチョイスにいちいち含蓄があるなぁと感心。昔貰った手紙でも,「ゑ」などを普通に使っていたことを思い出した。きれいな日本語のメールがもっと欲しいです。 今週はほんとにギリギリの激務です。
by kntr_inmt
| 2010-09-20 23:45
|
ファン申請 |
||